2014年2月27日木曜日
【公開シンポジウム】「大腸がん検診の語り」とそこから見えてくるもの
シンポジウムのお知らせです。
NPO法人 ディペックス・ジャパンさんから,下記の情報をいただきました。
医療関係者の皆様や「語り」に興味のある皆様,いかがでしょうか?
==
【厚生労働科学研究補助金第3次対がん総合戦略研究事業 公開シンポジウム】
このままでいいのか?大腸がん検診―「大腸がん検診の語り」とそこから見えてくるもの―
http://www.dipex-j.org/news/2014/3174.html
「あなたの大腸がん検診の体験について話してください」とお願いして、35人の方にお話を伺いました。すると、毎年受けていた便潜血検査が大腸がん検診だとは知らなかった人、毎年陽性でも痔のせいにして精密検査を受けていなかった人、女性は大腸がんにかかりにくいと思っていた人…大腸がん検診に対するさまざまな思いや思い込みが明らかになってきました。本シンポジウムでは「大腸がん検診の語り」データベース構築プロジェクトの概要をご紹介し、そこから見えてくる大腸がん検診のあり方について話し合います。
日時:2014年3月16日(日)13:30~16:30(13:10受付開始)
会場:泉ガーデンコンファレンスセンター Room1
東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー7F
「六本木一丁目駅」直結(南北線)
「神谷町駅」4b出口徒歩6分(日比谷線)
「溜池山王駅」13番出口徒歩7分(銀座線・南北線)
「六本木駅」5番出口徒歩9分(日比谷線・大江戸線)
参加費:無料
定員:102名(先着順)
=
です。
そもそも,「健康と病いの語り ディペックス・ジャパン」って,何?という方もおりましょう。
一言でいうと,
「がんや認知症の体験談を動画や音声でお届けする」団体
だそうです。
診断を受けたばかりの患者や家族,そして医療者にとっては,「体験者」の生の声は,エビデンス・ベースの医学論文に匹敵する大事な情報だと思います。
また,研究的にも興味深いと思われる方も多いかもしれません。
ぜひ,HPをご覧くださいませ。いろいろと考えさせられます。
http://www.dipex-j.org/
それと,毎度でありますが,「ナラコロ」もよろしくお願いいたします。
第2回 ナラティヴ・コロキウム「対人援助におけるナラティヴ」
登録:
コメントの投稿 (Atom)
1 件のコメント:
山内様、
シンポジウムのご紹介ありがとうございます。これまで乳がん、前立腺がん、認知症と病いやその介護の体験を伺ってきましたが、今回の大腸がん「検診」の語りは難しかった…。がんを体験された方はそれなりに物語があるのですが、がんになっていない方に語っていただくのは容易ではありませんでした。それでも「早期発見早期診断」といったドミナントストーリーだけではない、様々なナラティヴをご提供いただけたのではないかと思います。
疫学的な視点から論じられることの多いがん検診について、ナラティヴの面からアプローチするという、ちょっと変わったシンポジウムになると思います。
どうぞ皆様お運びくださいませ。
DIPEx-Japan事務局 佐藤(佐久間)りか
コメントを投稿