いつのまにか,サンマの季節になっていて,秋ジャケも並ぶようになってきた。
学会シーズンはまだ半ば。
日本心理臨床学会向けた本で燃え尽き,また,その後の学会に向けた本で燃え尽きって,なんだか,燃え尽きてばかりいる。
なんか,パフォーマンスが落ちているのかもしれない,などと思ったりもする。老眼も始まったような気もする。歯周病やばい,とこないだ歯医者で言われ,2ヶ月かけてクリニーングをした。腰もいたい。足もだるい。つうか,年なのか。
と,まあ,嘆いてばかりもいられない。
ありがたいことに,それなりに本が好調に出ていて,その発送作業ばかりに力が行っていて,他の作業がはかどらないという現実もあるのかもしれない。
ここ最近,売れているのは,竹田先生の「トレブック」である。
マイナス思考と上手につきあう
認知療法トレーニング・ブック
──心の柔軟体操でつらい気持ちと折り合う力をつける
マイナス思考と上手につきあう
認知療法トレーニング・ブック
──心の柔軟体操でつらい気持ちと折り合う力をつける
これが売れ出してきた。
刊行から2カ月がたって,倉庫から持ってきては無くなり,また持ってきて,という状況になっている。
専門書は,やはり,どう考えても,売れ出すのに6カ月くらいがかかる。あまり宣伝もできないし,学術雑誌あたりに書評が載り出すのも,最短で6カ月くらいであり,ひどいと1年,2年かかるときもある。
とはいえ,書店さんに置かれている時間は,たいてい半年。平積みなら1,2カ月くらいである。
その期間内に売れ出すようにするのは,大変だ。
そうしたなか,竹田先生の本が,2カ月で火がつくのは,この本が力をもっている証拠なのかもしれない。
なんて書いておいて,その火も消えちゃうかもしれませんが,いや,まあ,ホントいい本なので,ぜひお手にとっていただきたいわけです。
専門家の方には,以下のようなものもある。
『マイナス思考と上手につきあう 認知療法トレーニング・ブック』
セラピスト・マニュアル
一方,新刊が2つ。
1つは,高齢者心理臨床のベリーグッドなテキストをめざして企画された,
『老いのこころと寄り添うこころ』
──介護職・対人援助職のための心理学
山口智子編
である。
この本は,大学~大学院くらいにあてたテキストである。心理専攻だけでなく,介護や看護の各専攻などで,高齢者の心理を学ぶ場合にも有効である。もちろん,ベテランの皆さんの「学びなおし」にも。
で,もう1つは,
『臨床心理士のための
精神科領域における心理臨床』
一般社団法人 日本臨床心理士会 監修
同 第1期医療保健領域委員会 編
津川律子 責任編集
日本臨床心理士会監修の1冊である。
姉妹編で,上下というか,姉・妹というか,ともあれ,2冊であり(べつにどっちが上ということもない。二卵性双子である),読み応えのある本となっている。
既刊のものが,この「精神科編」。
この次に,10月中旬に刊行される分は,「医療保健編」(まだHPにはあげていないのだが)。
臨床心理士の皆様は,必読でありますので,どうかよろしくお願いします。
※
唐突だが,今日,気になったニュース,
【9月26日 AFP】
重い人格障害のある人は、嗅覚能力が極端に低いという研究結果が20日、学術誌「Chemosensory Perception」に発表された。
反社会的行動や共感の欠如、冷淡さなどで特徴づけられる人格障害と嗅覚の障害はどちらも、脳の眼窩前頭皮質と呼ばれる部分の機能障害に発することが分かっている。
詳しくは,
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2903949/9584668
ふうむ。
とはいえ,極端に鼻が効かないからといってパーソナリティ障害ではないらしいですが,パーソナリティ障害って脳の気質的な問題なの,とか,いろいろと思うところもあるのですが,原著論文を読んだわけではないので,これ以上のコメントは避けます。
でも,いろいろと面白いですね。
2012年9月29日土曜日
2012年2月29日水曜日
雪が降った
関東は全面的に雪だったそうな。南のほうは雨だったかもしれないが,こちらのほうは一面が真っ白になってしまった。とはいえ,気温は氷点下ではなかったので交通量がそこそこある道路は雪が積もっているということはなかった。が,明日の朝がけっこう怖い。凍りつきそうだ。
遠見書房車(1号)にはスタッドレスタイヤがついているので自分的には安心であるのだが,他人が突っ込んでこないとも限らない。
東北の書店さんから注文があり,そちらも雪だと仰っていた。
東北で「かばくんのきもち」がぽつりぽつりと出ている。以前から出ているのだが,1年を迎え,年度末ということから,学校関係から引き合いが増えているのかもしれない。
この本はいい本だ,とよく言われる。本当に嬉しい。学校の先生などの読者の方が多いからか,よく感想をいただく。
学校の先生は,とてもよく感想をくださる。アンケート葉書などでもよく戻ってくる。以前某社で作っていた臨床心理学の雑誌でも(っていうとアレとコレしかないが),アンケート葉書があり,心理関係に比べて,教師の方からの返事がとても多かった。でも実体読者はそれほどの数ではないと思うので,頻度が多いというべきか。完全に有意差が出そうなくらいである。
閑話休題。
この本はとてもいい本である。絵本,つまりお話の部と,Q&Aによる解説?の部に分かれているのだが,この解説の部がよくできていると思う。心理教育の一環としても使えるよう作られているのだが,さすが冨永先生,という感じである。
日本心理臨床学会のHPに,この「かばくんのきもち」のデジタル版がある(あった)らしいが,実際は,絵本とそれとは別物である。お話はだいたい一緒だが,けっこう変わっている。解説部分は相当に違う。当然,遠見書房版のほうがいいと思うわけです。
震災から,そろそろ1年。ぜひ,機会があればお読みいただければありがたいです。
2012年1月30日月曜日
【時間訂正】新井英一さんのライブin目白大学
先日お知らせした新井英一さんのチャリティライブin目白大学ですが
開場時間および開演時間が変更になりました。
午後4時開場/午後5時開演
です。
ブログ内の記事も変更しました。
http://tomishobo.blogspot.com/2012/01/in.html
==
追記:1/31 16:27ごろ
チラシもアップしましたので,ご覧ください。上記リンク先にあります。
開場時間および開演時間が変更になりました。
午後4時開場/午後5時開演
です。
ブログ内の記事も変更しました。
http://tomishobo.blogspot.com/2012/01/in.html
==
追記:1/31 16:27ごろ
チラシもアップしましたので,ご覧ください。上記リンク先にあります。
2012年1月25日水曜日
遠見書房の本,展示販売のお知らせ
遠見書房の本,展示販売のお知らせです。
と,まあ,偉そうな感じですが,下記,研修会等で,遠見書房の本,いろいろと扱っていますので,会場にいらしたら,ぜひ,ご覧いただければ,と思います。
新元社さん(創元社さん)のブースで展示販売をしております(新元社さん,いつもThxです)。もちろん,遠見書房の本ばかりではなく(というか,遠見書房の本はほんの一部だと思われ),あれこれ扱っておられると思います。
ご参加の方はぜひ。
1月29日 箱庭療法学会研修会(京都)
http://www.sandplay.jp/training.html
基調講演 岩宮恵子先生 演題「思春期心性とイメージ」
2月4日 YMCA自立支援シンポジウム~特別支援教育の移り変わりと今後を見据えて(大阪)
http://www.osk-ymca-intl.ed.jp/hc/explanation/symposium.html
基調講演 杉山登志郎先生 演題「子どもの成長に合わせた支援とは」
2月18~19日 日本臨床心理士平成23年度定例職能研修会Ⅳ(神戸)
http://www.jsccp.jp/
とりあえず,今年の第一弾です。
もし,会場であの本を受け取りたい,取り置きしておいてほしい,という方がおられましたら,ご連絡ください。
2011年11月28日月曜日
出版反省記
いい本なのに売れない。
ということは,これは,私の力不足なのか,あるいはコンセプトがおかしかったのか。あるいは,私が盲目であったということなのか。
栗原和彦先生の本である。『心理臨床家の個人開業』
この在庫がまだずいぶんと残ってしまっている。分厚い本だから,また目立つのである。
遠見書房主としては,この本は1年くらいで増刷するだろうと見込んでいた。遅くとも2年でどうにかなるだろうと。高い本であるが,1000部刷った。高いが,ページ単価としては安いと思う。勝算は当然あった。面白いからだ。
遠見書房の本は,はっきり言って,面白い本ばかりである。本当に申し訳ないくらい面白い本がそろっていると思う。いや,ほんと,そうです。
とはいえ,限定的な面白さであることは否めない。すべての心の専門家といった想定する遠見書房の読者層が読んで,全員が面白いとは言ってくれそうにない。そういう意味の「限定的」である。
確かに,『心理臨床家の個人開業』は,限定的な本である。「開業」の本である。「心理臨床家」と限定している。「家」がつくと,どうも高尚な感じになってしまうところもある。読む人は一部に限られるかもしれない。
でも,面白いんだがなあ。
でも,刷った本の半分以上が残ってしまっている。返品はさほど多いわけではないが,追加注文が多くない。高いから避けられているのかもしれない。アマゾンでの注文も寂しい。来年度,教科書採用などにすると,臨床の所作などがわかっていいと思うのだが,学生さんにとれば,馬鹿高の本であり,なかなか難しいかもしれない。
遠見書房の本は,刷って半年で,半分以上がなくなる。今までのどの本もそうであった。それだと,なんとか3年くらいで在庫がなくなる(たぶん)。そういう計算になっている。だいたい計算どおりだ。
けれど,今回は,非常事態である。やばい。
どうして,こうなってしまったのだろうか? と,うずたかく積まれた在庫の山を見て,考えた。以下,反省。
1)タイトルが高尚すぎた
これは,先に書いた。でも,びしっと決まったいいタイトルだとも思う。
2)値段が高い
確かに高い。でも,専門書としては,良心的な値段だとは思う。
3)字ばかりだ
確かに字ばかりだ。ぎゅうぎゅうに文字が詰まっている。でも,レイアウトもいろいろと工夫して,読みにくくはない。(と,こないだの「臨床心理学」誌に書評があった。(信田先生,素晴らしい書評をありがとうございます))
4)重い
2冊分冊にするべきだったか,とも思う。でも,1冊で4600円と,2冊で6400円,どちらがいいだろうか? 出版社的には後者かもしれないけど。
5)著者に敵が多い?
と,ご本人も仰っている。ま,そうかもしれない。とはいえ,遠見書房主だって,敵が多い。というか,遠見書房の著者には,ヒトクセもフタクセもある方が多い気もしてきた。私はいたってノーマルなのに。
6)時期が悪かった
刊行は東日本震災から2カ月くらいのところだった。高い本を買う気分じゃないかもしれない。ましてや,「開業」どころの話じゃないかもしれない。
7)カバー
カバーとオビはよくできたと思う。オビのコピーは,ちょっと自己愛的だったかも。私の作ですが。
でも,ソフトカバーという選択もあったかもしれない。
8)本当はいい本じゃない
というわけはない。さすがに,それはないだろう。。。
9)個人開業のニーズが思ったよりも低い
ということはあるかもしれない。でも,類書がない本はわりに売れることが多い。
そもそも,大学教員の数は決まっていて,公務員や病院常勤も×,SC時給も減収傾向となると,一部のかたがたにとっては,個人開業は収入確保の最良の手段だと思うのですがね。
実は,臨床心理の方を雇って,どうやれば,儲かるんだろう(win-winの関係で)と考えたことがあるんですが,無理でしたね。中間搾取すると,美味しくなくなります,お互いに。
そういう意味では,個人開業は,心理臨床家にとって,ほとんど唯一の,優れたビジネスモデルだと思う。覚悟は必要ですが。
とはいえ,開業を考えない方にも,この本は面白いです。
と,まあ,わざわざ実名をあげてしまうのは,情けにすがって,買ってはくださらないかと思うからであります。
いい本です。買って後悔することはないと思います。ぜひ。
2011年8月31日水曜日
8月が終わってしまう!
8月に 4冊,本を出しました,遠見書房主です。
いや~~,ほんと,疲れました。いろいろと周りの方にご迷惑をおかけしたかと思います。本当に申し訳ないです。
著者の皆様と私の,血と汗の結晶は,小社HPをごらんください。
当然,この時期に忙しいのは,学会シーズン,であるからでありまして,今年の予定は,まずは,今週末から始まる「日本心理臨床学会 in 福岡」。場所がいいのか悪いのか,諸説ありますが,当然,遠見書房は展示販売をしておりますので,どうか,皆さん,ごひいきにお願いいたします。
また,その翌々週の,「日本臨床動作法学会in京都」にもお伺いする予定。
その翌週の,「こころの健康会議」にもお伺いする予定です。
あとは……あんまり決まってないっす。。。
ともあれ,学会にくれば,本を買おう,という読者の皆様は多かろうと思います。
とくに,大きな学会になりますと,出版社が揃い踏みでありますから,よりどりみどり。数時間を吟味・購入に当てる方もおられます。
以下,学会での本の購入のコツ,考えてみました。
1)割引は各社まちまち
出版社が出てくる場合と,書店さんが出てくる場合,いろいろとあります。前者ですと割引率が大きく,後者ですと割引ゼロ,もしくは生協価格程度の割引でしょうか。
これは各学会の実情によりますので,いかんともしがたいところがあります。「もうちょっとまからへん?」は,なかなか通じません。
とはいえ,大口の注文(たとえば,職場から特命を受けて,30万の購入を考えている)などの場合ですと,折衝は可能でしょう。
2)送料無料のケースもある
多くの展示販売では,送料無料をうたっています。とはいえ,1冊からOKのところもあれば,3冊以上無料とか,5000円以上無料とか,という場合もあります。
あちこちでいろいろと本を買うと,なかなか,その点数や金額に届かず,困ってしまうことも多いでしょう。
それだったら,宅急便で送ることを考えてみては?
大きさによりますが,ダンボール1つで,2000円もあれば,だいたい送れます。本を買うより,ずっと安いかも……。お土産などもついでに送れれば,帰りは楽チンです。たいてい,お泊りのホテルから送れるはず。
3)この本も送ってくれない?はダメ
「この本も送ってくれない?」と,他社の本を差し出す方がおられますが,遠見書房の場合,基本的にはお断りしています。もちろん,送料がかかってしまうのも困りますが,「失くしたらイヤ」というのもあります。
とはいえ,お買いいただいた値段にもよりますよね♪
4)きれいな本を選んでも無駄
遠見書房は基本,1冊から送料無料でお送りしているのですが,きれいな本を選んで,「これを送って」と仰る方がいます。でも,結局,その選んだ本は,また,売り場に戻り,展示されます。もちろん,後日,会社に戻ってから,出荷作業をするときに,きれいな本をお送りしていますが。
もちろん,お持ち帰りいただく場合は,きれいな本を選んでくださいませ。
5)手提げ袋を用意
展示するとき,さまざまに袋が用意されますが,たいていの場合,紙袋です。遠見書房の場合は,封筒です。すいません。
まとめて持つとなかなか大変です。
出版社のなかには手提げ袋を用意されているところもありますが,もらえるときともらえないときがあったりします。
なので,エコバック,さげたらどうでしょう? きれいな手提げ袋も,10冊も入れたら,けっこうよれてしまいます。雨でも降っているときに,手提げ部分が壊れたりしたら,ホント,泣きます。その点,エコバックみたいなのは,不安がありません。
スーパーなどに比べると,わりと浸透していないな,といつも思っていたりします。本はやはり特殊な商品なのですかね。私は本を買うときは,常にノー袋です。「結婚相談のちらし」とかが入っていると,かなりしょげるので……。
6)すぐに買う
講演会などで「推薦」された本は,一気に売れます。ほんと,びっくりするくらい売れることがあります。たいていの場合,講演があると聞けば,その方の本を用意しているのですが,まったくノーチェックのこともあり,もってきた冊数も少なかったりするとけっこう焦ります。
もし,「ほしい」と講演などを聴いて思われたら,すぐに飛びついてください。翌日にはなくなっている(売れ切れている)こともあります。
7)ときどき「品切れ」商品が売ってたりします
ほんのときおりですが,アマゾンでも,注文でも買えない「幻の本」が並んでいたりします。
並んでいなくても,展示販売をしているのは,営業担当者であることが多く,在庫状況を把握しているので,売り場の方に聞いてみるのもグッドです。
8)名刺を用意
いろいろと買う本リストをつくっておられる方がいます。メモ程度のものあれば,しっかりとエクセルか何かで作られて,プリントアウトしておいて,「これ,頂戴」などとやられる方もおられます。
冊数を多く買われる方や,請求書をつけて後日払いにされる方,本は郵送してもらうつもりの方など,名刺は多めにもっていかれたほうがいいと思います。
送付を選択されると,多くの場合,「送り先」を書く必要に迫られますが,名刺を渡して「ここに送って」といえば,スムースに終わります。
9)お金がなければ,掛売りで
展示販売は,図書カードや図書券,クレジットカードなど,たいていの場合使えません。現ナマ オンリーです。こんなに原ナマ主義なのは,いまどき,闇社会くらいですよ,というくらいに展示販売では現金が飛び交います。
その場合,掛売り,つまり後払いを選ぶことも,たいてい可能です。お金がないけど,どうしても本がほしい場合,後払いが可能かどうか,展示会社に聞いてみてください。
ささ,皆様,学会場でお会いしましょう。
2011年7月27日水曜日
【3刷レース】勝者はだれだ
初版を何部刷るか,というのは,出版社によっても,本そのものによっても大きく違うわけですが,臨床心理系の専門書においては,まあ,1,000部から2,000部というところがいいところでありましょう。読者は限られておりますし,河合先生のごとき「超ビッグネーム」という存在も,今はなかなかおりません。要するに,爆発的に売れる本も少ないですし,長~く売れるの本も少ないですから,多品種で勝負する必要があるわけですね。薄利多売という感じ。
当然ながら,遠見書房も,この1,000部から2,000部というラインの刷り部数をじっと守っております。
できれば,1年で,最低でも,3年くらいで売り切れれば,というのが,本心であります。
初刷が完売するのは,これは,当然。
否,当然ではないのですが,このくらいは売り切れないことには,企画を通した意味がない。売り切れないということは,こちらの読みが悪かった,ということであります。
なので,増刷がかかる,2刷になる,というのは,これは当然の出来事なのですね。いや,当然でもないのですが,まあ,よかったと,自分の勘も鈍っていなかったと,ということになります。増刷になれば,どうしても誤植なんかもありますから,それが直すこともできますし。
ずいぶんと本を作ってきましたが,増刷がかかるということは,それほど珍しいことではありません。率が高いのか低いのかはわかりませんが,それなりの成績を残してきていると思います。
とはいえ,3刷になると,これはまた話が違う。
というか,がっちがちの専門書ですと,増刷はそれなりにある出来事ですが,3刷となるとなかなかないような気がします。もちろん,ドバドバドバという感じで,あれよあれよと刷り部数が増えていくような本もありますが,それはほんとうに専門書ですと稀……なはずです。それとも,私の腕が悪いだけなのか。
ともあれ,遠見書房にも,3刷の本が早くも現れました。
実は,同じようなタイミングで(それぞれに刷り部数は違うのですが),3刷を迎えようとしていた本がありました。
それは,以下の3点であります!
『認知行動療法による対人援助スキルアップ・マニュアル』
竹田伸也著
定価2,310円(税込)、211頁、四六判、並製
C3011 ISBN978-4-904536-15-5
『カルトからの脱会と回復のための手引き』
── 〈必ず光が見えてくる〉本人・家族・相談者が対話を続けるために
日本脱カルト協会(JSCPR) 編
定価1,995円(税込)、238頁、四六判、ソフトカバー
C0011 ISBN978-4-904536-01-8
『【完ぺきな親なんていない】
子どもの感情・親の感情
──子どもの気持ちにどうこたえてあげたらいいの?』
カナダ・公衆衛生局著
Nobody's Perfect Japan(NPJ:原田正文代表)監修
幾島幸子訳, Public Health Agency of Canada (2007) “Feelings ”
定価630円(税込)、94頁、四六判、並製
C0011 ISBN978-4-904536-09-4
もちろん,刷り部数もかなり違うのですが,これらがそれぞれ2刷の残部100くらいになり,「さて,そろそろ,次の刷りの準備か」という感じになりました。
3刷のレースの開幕です。。。。
さて,どんな本が,初の3刷となるのか。。
答えは,竹田さんの本です!
うーん,売れている。いい本ですから,当然ですが。
7月末で,3刷となりました。刊行から,1年余り。早い。
評判もとてもいいようです。ありがたいことです。
ほかの2冊も,来月くらいには,増刷の見込み。
今後ともよろしくお願いいたします。
2011年7月13日水曜日
感謝状をもらってしまった
東北大学大学院教育学研究科の長谷川啓三先生から「感謝状」をいただいてしまいました。
実を言えば,東北大の「東日本大震災PTG支援機構」(代表理事:長谷川啓三教授)に,遠見書房の名義で,10万円(些少で申し訳ない)ですが,寄付をいたしました。売り上げの一部ですが,東北大の,被害を受けた沿岸地域等への支援活動の状況をきき,寄付させていただいたものです。同校の若島孔文先生からは,義捐金は,沿岸地域と仙台とのガソリン代に当ててくださったそうです。
今後も,地味ながら,応援を続けたいと思います。
===
ええっと,,,ぜんぜん関係(なくもないですが)ないですが,
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生田さんから,ご恵送いただきました。生田さんも,長谷川門下生ですね。
いい本です。
看護師さん向けの本ですが,本当にいいと思います。学校の先生にもいいかも。授業や対人援助職の講習会などのテキストによさそうです。
2011年5月6日金曜日
GW,いかがおすごしでしたか?
今年はなんだか前半だけでえらい疲れていますが,皆様,いかがおすごしでしょうか。GWも,後半戦? というか,最終章もいいところ。楽しくおすごしください。
遠見書房主は,先日,天狗岳(八ヶ岳)をさくっと登ってきました。写真とかお見せしたいところですが,曇天でいまひとつ。今年はとても雪が多く,あんなところやこんなところにも行きたいのですが,どうにも心休まらず,動けぬ状況です。
多くの方もそうなのか,車の数は少なかったですね,いつもよりも。渋滞も短かったです。八ヶ岳のふもとの観光地もそれなりに賑やかでしたが,それなりに静かでした。
さて,東日本震災の支援(?)として,HPにアップしておりました,小社刊『危機への心理支援額』ですが,GW明けをもって,クローズさせていただこうかと思っております。
あちこちのHPでリンクをしていただき,激励のメールもずいぶんと頂戴いたしました。被災地の支援者の方からも連絡をいただくなど,ありがたい限りでした。
クローズのタイミングも,いったいどうすればいいのだろうかと悩むのですが,とりあえず,東北新幹線も開通しましたし,アマゾンなどのネット書店もずいぶん前に復旧していますし,流通(宅急便や郵便)なども回復しておりますので,そろそろいいかな,と感じます。
もちろん,リアル本「危機への心理支援学」のほうは,在庫が切れることなく,売っております。
ご注文いただければ幸いに存じます。
2011年3月31日木曜日
amazon復旧した模様
3/23の当ブログにて,ネット書店Amazonの配送遅延についてお知らせしましたが,どうやら復旧したようです。
amazonと直接取引きをしている小社には,週に2度,注文がくるのですが,震災後初めて,注文がきました。よかったよ。ああ,ほんと,よかった。3月の売上,見たくもない数字ではありますが……。ともあれ,amazonさん復旧してよかったです。出版社としては,ひとつのネット書店に肩入れするわけにはいかないのですし,ほかのネット書店さんで売れたほうが,ほんとはちょっと儲かるんですが,でも,amazon,便利ですものね。私だって,ヘヴィーユーザーだし,社会インフラのひとつだと思います(そのわりにはユーザーに対するインフォメーションがなく,不親切だったと思われますが)。
雪が降るためか,amazonにおける東北向けの発送のシュアはとても高いという話を聞きますが,被災地になった東北3県への発送も始まりました。
皆さん,楽しいお買い物をしてください。
amazonと直接取引きをしている小社には,週に2度,注文がくるのですが,震災後初めて,注文がきました。よかったよ。ああ,ほんと,よかった。3月の売上,見たくもない数字ではありますが……。ともあれ,amazonさん復旧してよかったです。出版社としては,ひとつのネット書店に肩入れするわけにはいかないのですし,ほかのネット書店さんで売れたほうが,ほんとはちょっと儲かるんですが,でも,amazon,便利ですものね。私だって,ヘヴィーユーザーだし,社会インフラのひとつだと思います(そのわりにはユーザーに対するインフォメーションがなく,不親切だったと思われますが)。
雪が降るためか,amazonにおける東北向けの発送のシュアはとても高いという話を聞きますが,被災地になった東北3県への発送も始まりました。
皆さん,楽しいお買い物をしてください。
2011年3月25日金曜日
【いわき市】灯油もって行きます【3月28日(月)】
中古トラック販売業を営む 友人のサカエ車輌社長 酒井君と,なんかワシらにできないものかね,と,相談した結果,いわき市に灯油2,000リットルを持って行くことにしました。
3/28(月) 早朝に出発です。
ガソリンが本当はいいようですし,リネン類やらタオル類やら,紙オムツ関係や,高齢者や体の弱った方がとるような高カロリー食,いや一番は水!もいいようですが,運搬するトラックの都合で,灯油2,000リットルに決まりました。
救援品です。
いわき市の沿岸部にある老人ホームに灯油を送り届けることなっておりますが,ほかに灯油がほしい方がおられたら,遠見書房 山内までご連絡ください。
yamanouchi@tomishobo.com
050-3735-8185
一戸ずつ回るのは,難しいので,病院や福祉施設などなどの方からご連絡いただけると,ありがたいです。
なお,トラック・バンなど必要な方(このブログをみる方にいるのか不明ですが),ぜひ,サカエ車輌で,お買い求めください。
2011年3月23日水曜日
Amazonの配送遅延および小社の在庫情報について
東北関東大震災による,東北における甚大な被害の大きさに比べれば,比較しようもないかもしれませんが,京葉地帯における埋立地においても,液状化現象などによって下水や上水などへ被害が起きています。
小社がネット上で販売を委託している「Amazon.co.jp」さんの倉庫は,この京葉地帯にあり,詳細を明らかにしてはいませんが,かなりの被害を受けているようです。
そのため,3/23現在も,Amazon.co.jpさんへの納品がストップしている状態です。(ストックしている出荷だけは続けているようです。)
とはいえ,Amazon.co.jpさんのストックされていた小社の本のほとんどは,Amazonさんの在庫としてはなくなっているようで,中古本の業者が,かなりの高値をつけていたりします。(在庫ないものの価格が自動でアップするソフトとかあるんでしょうかね?) 山中先生の本,9800円!
これは,Amazonにないというだけです。
小社の本は,現在のところ,品切れはございません! 全点,在庫ありです。
Amazon.co.jpさんの状況がいつ回復するかわかりませんが,お急ぎの方は,小社へ直接ご注文ください。
被災地の一部を除いては,通常の速度で,お送りすることができます。
また,通常の書店流通ルートも回復していますので,さほどお急ぎでない方は,書店店頭への予約をご利用ください。
(詳しくは,コチラを)
小社がネット上で販売を委託している「Amazon.co.jp」さんの倉庫は,この京葉地帯にあり,詳細を明らかにしてはいませんが,かなりの被害を受けているようです。
そのため,3/23現在も,Amazon.co.jpさんへの納品がストップしている状態です。(ストックしている出荷だけは続けているようです。)
とはいえ,Amazon.co.jpさんのストックされていた小社の本のほとんどは,Amazonさんの在庫としてはなくなっているようで,中古本の業者が,かなりの高値をつけていたりします。(在庫ないものの価格が自動でアップするソフトとかあるんでしょうかね?) 山中先生の本,9800円!
これは,Amazonにないというだけです。
小社の本は,現在のところ,品切れはございません! 全点,在庫ありです。
Amazon.co.jpさんの状況がいつ回復するかわかりませんが,お急ぎの方は,小社へ直接ご注文ください。
被災地の一部を除いては,通常の速度で,お送りすることができます。
また,通常の書店流通ルートも回復していますので,さほどお急ぎでない方は,書店店頭への予約をご利用ください。
(詳しくは,コチラを)
2011年3月13日日曜日
緊急作成「危機への心理支援学」オンライン版
未曾有の大災害に見舞われています。
東日本を中心に地震に伴う火災や津波,原発火災などなどが発生しております。
東北のみならず,長野・新潟の地震もひどいようです。
皆様,いかがでしょうか。元気でおられるといいのですが。
現在は,命そのものや,ライフラインの確保,物資などの供給が支援の中心となっておりますが,心理的ケアの必要性も,一次援助が終わった段階から高まってくると思われます。
小社刊行の「危機への心理支援学」(日本心理臨床学会監修)へのニーズが高まると考えられますが,書籍の流通がこの先どうなるのか不明であり,緊急事態に,このニーズを放っておくわけにはいきません。
そこで,小社では,「危機への心理支援学」オンライン版を,緊急刊行いたしました。
無料です。無料公開です。
・精神医学,心理臨床学,精神保健福祉学などの関連領域における,いわゆる「こころの専門家」のみ,無料 で閲覧いただけます。支援の参考になさってください。
・チェックなどはしておりませんが,サーバの負荷にもつながりますので,支援者以外の方はごらんいただかないようにお願いいたします。
・事態が落ち着くまでオンライン版をupします。おおよそ1ヶ月くらいを考えております。
・もし,緊急支援のあと,落ち着いてからでけっこうですが,ご購入のほど,ぜひ,ご検討ください。
詳しくは,こちらから。
http://tomishobo.com/info2.html
2011年2月18日金曜日
2月26日,27日に,京都で臨床心理士定例職能研修会があるそうで
どうも,遠見書房主です。
確定申告の時期になっておりますが,皆さん,お元気でらっしゃいますでしょうか。
確定申告をする必要があるのですが,もう,抑うつ気味の私です。やってないから抑うつ気味なのであって,やってしまえば1日あれば終わることはわかっているのですが,なんか気が乗らない。やばい。焦燥感。ということで,ますます抑うつに,という悪循環であります。
ああ,だからって,確定申告以外の仕事がさくさく進んでいるかといえばそうではなく,小人さん,いないかしら……。ヘルプミー!
とまあ,どうでもいい前置きですいません。
さて,今年もがんばって本を作って売ってとしていきたいのですが,さっそく,2月26日,27日に,京都で臨床心理士定例職能研修会があるそうで。
日本臨床心理士会さんの主催だそうです。
臨床心理士の皆さんはご承知のことと思いますが,なんと,この会2,000人近く,集まるそうですよ。
出張販売の書店さんである,新元社さん,スペース96さんが出展されるそうです。
新元社さんは,臨床心理の王道っぽい品揃え,スペース96さんは発達障害が強いでしょうか。会のほうも,発達障害のシンポがされるらしいですが。
遠見書房の本は,どちらの店にも置かせてもらっています。
が……新元社さんのほうに,かなり多めにおかせてもらっております……無理やり送ってしまいまして……すいません,なかの人様……全点入れてしまいました……
というわけで,ぜひ,お買い求めください。よろしくお願いいたします。
新元社さん,こんなの,だしとります。
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2011年2月4日金曜日
【投稿】「N:ナラティヴとケア」【あらば】
遠見書房主です。
毎日毎日寒いですが,皆様,お元気でしょうか。
「N:ナラティヴとケア」第2号を刊行いたしました。
実に,面白い特集になりました。
ぜひ,ご高覧ください。
で,その,「N」の巻末には,
※本誌では皆様の「声」を求めています。本誌がカバーしたいと考える「ナラティヴ」と「ケア」の分野は,さまざまなフィールドを架橋する分野ですが,そのために,研究報告や実践報告として既存の学術雑誌などには掲載が難しい場合もあるかと思います。皆様の臨床や実践の成果をぜひともご投稿ください。詳しくは,小社編集室までお気軽にお問い合わせください。
と書いております。
特に,問い合わせはなかったのですが,何ゆえか,ここ1週間ほどの間に,立て続けに数件の問い合わせをいただきました。
当然,「投稿したい」というお話なのですが,本誌には,「投稿規程」というものがございません。
様式などもなく,というか,なんの縛りも設けておりません。一応,文献表記を統一する,ということはお願いしたいところですが,ま,その程度。
枚数規定もないのですが,現実問題として100枚(400字詰め原稿用紙換算)の論文なんか送っていただいても掲載などできません。こういう場合は,内容いかんにかかわらず,お引取りいただくことになるかと思います。
短いほど載りやすい,ということはあるかと思うのですが,といって,「N」に載るような,「質的」な論文が15枚などで収まることはないでしょう。
30枚×400
このくらいがありがたい。
と思っております。
短いでしょうか……マックスですと,40枚×400字。
これ以上ですと,なかなか難しい。
投稿いただいた文章は,編集部がまず拝読し,掲載に値すると思われる内容でしたら,査読というほどではありませんが,「N」にコミットしていただいている,その領域の実践家,研究者の方に読んでもらって,判断を仰ぐことになります。多少の書き直しをお願いすることもあると思います。
対象とする論文は,たとえば,心理臨床における「事例研究」だと,ちょっと掲載は難しいと思います。そういう論文は,日本心理臨床学会の雑誌などにも投稿できますし,そうしたメインストリームのアカデミズムとバッティングしても仕方がないと考えます。ほかの学会=研究方法も同様です。
どちらかというと,論文の枠組みとか,学際とか,そういうものにはまれはかったものを掲載したいと考えています。
もし,論文をどこの学術雑誌に投稿しても,「分野が違う」と言われるのならば,これは「N」の出番かと思います。めざすのは,架橋する雑誌ですから。
とはいえ,「N」は年1の発行です。投稿から掲載まで,下手をすると数年かかってしまうかもしれません。
また,しっかりとしたレフリーがついた査読ではありませんので,制度上の学術論文としての価値としていかほどなのかはまったくの不明ですし,間違っても,将来の出世などなどに大きい影響を与えるものにはならないと思います。
そのあたりを十分に吟味のうえ,ご興味があれば,ぜひ,お送りください。
tomi@tomishobo.com
に添付ファイルで送っていただければ,ありがたいです。
2010年12月31日金曜日
大晦日なわけですが
2010年もすっかり終わり,いろいろとあったことが思い出されます。幸福な出来事も不幸なこともありましたが,来年はどうなるのでしょうか。
今年は,11点,刊行いたしました。
以下,発行人的短報であります。
『子どもの感情・親の感情』
今年の小社のベストセラーです。ま,でも600円ですから……。お母さんたちに配っている自治体もあるようです。小粒ながらいい本ですよ。
『N:ナラティヴとケア』 第1号
本邦初のテーマの雑誌です。「架橋する」キーワードであるナラティヴがテーマですが,重箱隅的な専門性が鼓舞される時代に,「架橋する」ことは,本を売るにはなかなか難しいのかな,とも思ったり。書店の本の並べ方に限界があるのかも。検索して本を探す,アマゾンほかネット書店で売れているのは,当然かもしれません。
『子どもの心と学校臨床』第2号
特集は,「学校の中の発達障害の子ども:クラスに発達障害のある子もいるというあたりまえの現実の中で」。売り切れ寸前です。雑誌の増刷は考えておりませんので,ご注文はお早めに。
『緩和医療レクチャー』
京大医学部の緩和医療チームによる本。緩和医療のプラクティカルな教科書です。この分野に携わる方には必須の情報が山盛りです。
『心理学で学ぶ!子育て支援者のための子育て支援ガイドブック』
上記『子どもの感情・親の感情』と一緒に購入される方も多く,この分野の広がりを感じさせるところでもあります。子育て支援には,さまざまな方法論があるかと思いますが,これは「対 保護者」の本。モンペア対策とまでは言いませんが,それに近い事例もあり,とても参考になるかと。
『危機への心理支援学』
緊急支援のキーワード集といえばいいでしょうか。この分野の集大成だと思います。起こってからは遅いので,ぜひ,お手元に1冊あるといいんじゃないかと思います。
『認知行動療法による対人援助スキルアップ・マニュアル』
先日,増刷が完了した本です。売れています。CBTが現在,流行しているという面もあるかもしれませんが,いい本です。とても,役に立つ。援助職の新しい立ち位置がここにあるんじゃないのかな,と思います。
『絵画療法の実践──事例を通してみる橋渡し機能』
絵画療法――芸術療法だとか描画療法だとかとも言われますが――の実践+研究の書。絵画療法の本って,かなりニーズがあるんですね。再認識した次第です。
『子どもの心と学校臨床』第3号
特集は,「小さなことからはじめてみよう! 学校コミュニティへの支援」。コミュニティ支援ですね。SCにとっては,かなり重要なテーマだと思うのですが,営業的にはちょっと不満があるような…。難しいものです。
『ナラティヴ・時間・コミュニケーション』
この本は,どう説明したらいいんでしょうね……なかなか,タイトル以上に,説明する言葉がないのですが,とても面白い本です。20年後,この本が歴史的にどこかに位置づけられるのではないかと,勝手にわくわくしているのですが。
『周産期のこころのケア』』
出産前後の時期の心理的ケアをテーマにした1冊です。この分野で働いている心理の方は,まださほど多くはないですが,広がる可能性は高いのではないかと思っています。
==
というわけで,どれも掛け値なしに,いい本が揃いました。
昨年の山中先生,乾先生などの本のように,泣く子も黙るようなビッグネーム本はありませんでしたが,どれも粒の揃った,遠見書房らしいラインナップになったかと思います。
売れる/売れないは,二の次,三の次……なんてカッコいいことは言えませんが, その分野で実践を重ねている人,そうなりたい人にとっては,重要な本ができたと思います。小社としても,いい仕事ができました。
一年のご愛顧,誠にありがとうございました。
どうか,来年もよろしくお願いします!
2010年10月15日金曜日
催眠の合同学会に出展してみますた
日本催眠医学心理学会と日本臨床催眠学会の合同大会が,2010年の10月9日~12日まで,鹿児島大学(松木繁先生大会長)で開かれた。とても盛況だったようだ。
この2つの学会が合同で開かれる,ということを聞いて,とても驚かれる方は,催眠業界の事情になかなか明るい方であろう。いろいろとブログ上で暢気な第三者が書くのもはばかれるのだが,今回の合同学会は,まさに「呉越同舟」である。松木先生のご尽力の賜物であろう。
というわけで,その松木先生より,鹿児島まで,ぜひ本の出展をしてほしいという要請を受け,日ごろ,お世話になっている遠見書房としては,催眠関連の本が一冊もない,という状況ながら,鹿児島行きのチケットを買ったのである。
今回,2つのことにチャレンジしてみた。
1つは,遠見書房主が,その三連休に古くからの友人の慶事があったので,鹿児島には行けず,代役のK氏を立てたこと。K氏は時折,小社の仕事を手伝ってくれる御仁である。
もう1つは,代役のK氏の日当と交通費などなどを稼ぐために,多くの出版社さんにお声かけをし,商品を販売させていただいたこと。要するに,遠見書房の本だけでは,いささか心細いので,本の出張販売社と化したわけであります。
ともあれ,下記のご協力いただいた皆様に感謝いたします(五十音順・敬称略)
秋山書店
岩崎学術出版社
金子書房
金剛出版
青弓社
NPO法人全国精神障害者ネットワーク協議会(ゼンセイネット)
創元社
二瓶社
===
売れたな~という本は,
鹿児島だけに……
やはり……
当然……
然り……
ほほう……
多少場違いだけど……
これは超イイ本ですが,何か?
と,まあ,3日間,K氏は活躍をしてくれ,鹿児島から荷物が帰ってきて,発送その他もろもろをおえ,現在に至る,という感じなのですが
……ええ,ちょっと赤字でした。ほんのちょっとですが……
さすがに,鹿児島は遠いですわな。でも,遠い鹿児島まで行って,もうちょっとアレだったら,アレだったのか,などと皮算用もしてみたり。
ともあれ,皆さん,ありがとうございました。
この2つの学会が合同で開かれる,ということを聞いて,とても驚かれる方は,催眠業界の事情になかなか明るい方であろう。いろいろとブログ上で暢気な第三者が書くのもはばかれるのだが,今回の合同学会は,まさに「呉越同舟」である。松木先生のご尽力の賜物であろう。
というわけで,その松木先生より,鹿児島まで,ぜひ本の出展をしてほしいという要請を受け,日ごろ,お世話になっている遠見書房としては,催眠関連の本が一冊もない,という状況ながら,鹿児島行きのチケットを買ったのである。
今回,2つのことにチャレンジしてみた。
1つは,遠見書房主が,その三連休に古くからの友人の慶事があったので,鹿児島には行けず,代役のK氏を立てたこと。K氏は時折,小社の仕事を手伝ってくれる御仁である。
もう1つは,代役のK氏の日当と交通費などなどを稼ぐために,多くの出版社さんにお声かけをし,商品を販売させていただいたこと。要するに,遠見書房の本だけでは,いささか心細いので,本の出張販売社と化したわけであります。
ともあれ,下記のご協力いただいた皆様に感謝いたします(五十音順・敬称略)
秋山書店
岩崎学術出版社
金子書房
金剛出版
青弓社
NPO法人全国精神障害者ネットワーク協議会(ゼンセイネット)
創元社
二瓶社
===
売れたな~という本は,
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| 説明を追加 |
これは超イイ本ですが,何か?
と,まあ,3日間,K氏は活躍をしてくれ,鹿児島から荷物が帰ってきて,発送その他もろもろをおえ,現在に至る,という感じなのですが
……ええ,ちょっと赤字でした。ほんのちょっとですが……
さすがに,鹿児島は遠いですわな。でも,遠い鹿児島まで行って,もうちょっとアレだったら,アレだったのか,などと皮算用もしてみたり。
ともあれ,皆さん,ありがとうございました。
2010年9月14日火曜日
とある本屋さんが
ある公的機関から連絡が入った。遠見書房で出している『子どもの心と学校臨床』は書店経由じゃ入らないのか,と聞かれる。もちろん,入ります,とお答えすると,昨日,××という書店さんから遠見書房に連絡があったはずで,そのときに,それはできない,とか,(遠見書房側が)言ったのではないのか,などと言うのである。
当然,そんなことはない。しかも,昨日,その××という書店から連絡は入ってはいない。なので,確かめるべく,その××という書店の番号を聞き,電話をしてみることにした。
すると,××という書店さんは,○○という別の書店さんを通して,商品を流通させているらしいことがわかった。公的機関の方と似たような話をされる。遠見書房が悪い,というような話である。なので,今度は,○○という書店さんに連絡をしてみる。
すると,ま,事情が事情なのだろうけれど,結局は,○○という書店さんは,どうも,小さな出版社に連絡をするのが面倒になってしまったらしい。
定期購読なので,書店さん側は,待っていれば,本がやってきて,本を売れば,入金がある,というような,正直,濡れ手に粟 というべき状況だと思うのだが,儲かるとはいえ,数百円のことである。面倒になってしまったのだろう。そんなことをムニュムニュと言っていた。
こっちのせいにされたのは,本当に不愉快である。などと思うが,根掘り葉掘り事情を詳しく話を聞いたわけではないので,よくわからない。流通取次のあいだとかで,また違う出来事があるのかもしれない。とにかく,○○という書店のひとは,疲れていた感じであり,私のほうまで疲れてしまう。
こうやって商店は潰れていくのだろうか。などと考えてしまう。
小さなお店が潰れていくのは,代替わりがうまく進まないことが大きな原因じゃないかと思う。そうやっているうちに,結局は,大きな,気の利いた会社が,仕事を奪っていくのだろう。
★ ★
先日,友人が近所の大きい本屋で,小社の商品を注文してくれた。東京周辺では,名の通ったブックチェーンである。
そうしたら,
「2カ月かかります」
と言われ,注文を受け付けてくれないのだという。取り付く島がなかったらしい。
注文短冊を書くのは,確かに面倒だけれど,うーん,そうやってアマゾンに人は流れていくのかな,とさえ思ってしまう。なんか,いろいろと考えさせられる。
★ ★
本の流通は,わりにアナログである。というか,すげえアナログである。
書店さんから,メールで注文を受けたことは数えるほどしかない。
ほとんどがファックスか,電話である。
不思議だな,と思う。注文にかかるコストは,けっこうかかっているんじゃないかとさえ思う。
先の○○書店のひとだって,注文を受け付けなかった書店の窓口のひとだって,メールくれれば一発なのに。すぐに返事するのにな,などと思う。お互いコピペというか,テンプレート的通信でいいのだから,手間はさほどかからないはずだ。ファックスと同じくらいだろう。
アマゾンが突出した売り上げを出しているのは,アナログじゃないからじゃないか,とさえ思ってしまう。
なんかいろいろなことを思って,切ない気分になりそうです。
2010年9月6日月曜日
最低と最高
昨日,仙台で行われた「日本心理臨床学会」での販売が終わった。
皆さん,書籍展示コーナーまで,おいでくださいまして,ありがとうございました。
関係者の皆様,お疲れ様でした。
* *
最終日,昼までの販売,会場間の距離,そして会場と会場の間にある「坂」,階段,熱波などなど,あまりいい条件ではありませんでした。そのせいか,売り上げもあまり行かず……。
なんとか赤字は免れましたが,予想の半分。5点しか売るものがなかった昨年と,ほぼ同じ売り上げ(涙 と,かなりな状況です。
会場が悪いのか,はたまた,当方の書籍のあり方が問題なのか,ウツになりそうな,笑えない状況であります。
昨日は,売り上げを計算していたのですが,結果がでたとき,いや,ほんと,泣きたくなりました。出張費に,出展料に,プログラムに出した広告料に……とかさんでくると,制作費などを考えると,黒字なのか,赤字なのか。公費でのお買い求めもいくつかあったおかげで,なんとか黒字にはなったものの,意気揚々と引き上げてくる予定だっただけに(わりに自信あったんですね),ショックは大きく……。
もう私の感覚と,臨床現場におられる人の感覚は違うんだろうか。。。
などと,思っておりますと,今日は,某アマゾンへの出庫の日になるのですが,これが,現在までに最高の冊数の注文を記録しました。ほかにも注文がいくつかあり,中には100!を超える注文もあったりして……
なんとも,人生万事塞翁が馬というべきなのでしょうか。
それとも,学会で買いそびれた人が,アマゾンで買い求められたのか。
売れないのか,売れているのか。
もうよくわかりません。いや,総じて売れているというべきでしょうか。
結局,荷物をつくるのに,何時間もかかってしまいました。いま,終えたところです。
手元の在庫にはないものも出てきたので,明日は倉庫に行かねば。
それよりも海とか行きたいですが……
2010年6月28日月曜日
送付・送付・送付
いつもお世話になっております。
遠見書房主です。
時折,本をいただくことがあります。自身のご著書だったり。おすすめの本だったり。論文の別刷だったり。報告書だったり。出版社からの書評用の謹呈本というものが多いですが,単にいただくようなものも多いです。
勉強になるので,本当にありがたいことです。
で,いつもとても気になることがあるのですが……
送料,気にしてないの?
ってことであります。
宅急便やゆうパックで1冊送ってこられた方がいましたが,けっこうな値段になってしまいます。また,普通郵便で本を送られたりして,切手代,もったいないなあ,と思ったり。
出版社なんぞをやっておりますと,当然,本を送ることが多い。というか,そればっかり。
出版社としては,なるべく安く,確実に,時間もさほどかからず送りたい。それから,「伝票」も,手書きなんぞはまだっろこしい! プリンタ打ち出しが楽なものがやはりベスト,というようなニーズもあります。
ともあれ,そのノウハウを多少,開陳しましょう。もっとも,ノウハウってほどではないですが。
(ただ,流通事情は日々変わりますので,いま現在の情報だということをご注意ください)
まず,考えるべきは,「速度」です。なるべく早く届けたいのか,あるいは,数日かかってもいいか,の2択になります。
ASAP(as soon as possible)で!の場合:
基本的には宅急便の出番です。
東京からですと,西は中国地方,北は青森くらいまでは,翌日配達のゾーンです。逆も然り。航空便を使えば,また金額は上乗せになりますが,ほぼ日本全国,翌日で到着します。
ふつうの方ならば,クロネコヤマトにするか,ゆうパックにするか,でしょう。値段的には,西濃やら名鉄やら福山通運のほうが安いですが,この手の運送屋さんは,一般家庭からはなかなか出しにくいのが現実です。営業所がそばにあれば,そこに直接持ち込むのがベスト。ですが,クロネコヤマトがあちこちに営業所を作っているのに比べ,ほかの運送業者はかなーり広い地域を一つの営業所でこなしていることが多く,融通はあまりききません。
佐川運輸も,西濃より若干高いくらいで,リーズナブルです。しかも,時間指定や商品の受け渡しなど,融通を聞いてくれます。ただ,ここも,一般家庭からはなかなか申し込みにくいところがあります。
クロネコは,個人宅でも,荷物を受け取りにきてくれますので,便利です。ちょっとお高いですが,時間には正確です。
一方で,「ゆうパック」ですが,日本郵便の商品で,これも宅急便とほぼ同じです。取りにきてくれますが,局で出したほうが割引があります。局出しすれば,クロネコよりも若干安いと思います。
とはいえ,これらの宅急便は,3冊くらい送らないと,ちょっと割が合いません。1冊ですと,価格は,距離や大きさによりますので一概には言えませんが,500~700円くらい。ちょっとお高い。
それから,宛名が「手書き」というのも,ネックでしょうか。
ASAPで,1冊をなるべく安く! という場合,日本郵便の「レターパック」が350円で,A4ファイルサイズ,厚さ3cm以内,重量4kg以内ならば,送れます。
鳥取県から翌日に東京に着いたので,なかなかの優れものです。翌日配達というのは決まっているわけではないらしいですが,関西~関東くらいの距離ならば,たいてい一日で着くようです。わざわざ局まで行かずとも,ポストインできるので便利ですし,追跡もできます。とはいえ,「レターパック」という専用の紙封筒を買う必要があり,局に出向く必要はありますが。
たいていの本ならば,3センチ以内のことは多いでしょうから,これはオススメです。
「レターパック」の宛名は手書きになってしまいます。が,これは宅急便のように転写するわけではなく,ボールペンで書く必要はないので,上からハンコやラベルシールを貼るのでもOKです。
ASAPじゃない場合:
A4サイズ以内で,厚さが2センチ以内でしたら,これは迷わず,「クロネコヤマト・メール便」の出番です。
コンビニのセブンイレブンならば,ほぼ確実に,メール便を扱っていますし,ほかにも扱っているコンビニはあります。ヤマトの営業所に持ち込んでも1冊から引き受けてくれますし,数点出すのならば,ヤマトのドライバーを呼んでも,さほど文句は言われないでしょう。
キッカリ1センチ以内で,封筒のサイズがA4ファイルサイズならば,全国80円均一でいけます。近隣の県ならば,だいたい翌日。それ以外でも3日以内には着きます。100円上乗せすれば,「速達」になります。
厚さが2センチ以内でしたら,160円になります。
ただ,1センチ以内の本は,ほとんどないのが現実です。なので,学術雑誌や論文の別刷などでしたら,メール便がいいでしょう。
ソフトカバーの本でしたら2センチ以内の場合が多いので,160円ということになります。
厚さにはとてもうるさいので,注意が必要です。(ただ,時折,アバウトな方が受け取ってくれるときがあり,80円で済んじゃうこともあったりします)
ともあれ,クロネコ・メール便は,コストパフォーマンスとしては,最強の送付手段でしょう。ただし,厚さが2センチ以内ならば。
それから,コンビニなどで受付すると,午後2時とか,3時とかで,その日の集荷が終わっていることもありますので,ご注意ください。
ラベルは,プリンタなどの打ち出しでもOKです。切手みたいなシールを貼ってくれます。
佐川運輸でも,メール便のサービスがあります。これはかなり厚さにはゆるいので,遠見書房では多用しておりますが,佐川との業者取引をしていないと扱いは難しい模様です。
厚さが2センチ以上ですと,日本郵便の「ゆうメール」という選択になります。以前は,「書籍小包」「冊子小包」と言われていたものです。
料金は全国一律なので,安い西濃などの運送業者に九州~東京で送ってもらうよりも,安い場合があります。
500グラム,290円です。ソフトカバーの本ですと,だいたい500グラム以内でしょう。「ゆうメール」は,3キロまでの重さのものが送れます。3キロで590円。B5版の上製本で,700ページくらいのものだと,3キロくらいの重さになるでしょうか。
普通郵便と同じ速度なので,一概にはいえませんが,経験的には,関西~関東で,ほぼ翌日には着く感じがします。その翌日になることもありますが,運なのか,何なのか。ただ,ポストに入らないと(そして在宅していないと),配達の人が持って帰ってしまうときがあります。
こちらも,宛名はプリンタで刷ったラベルでも手書きでもOKです。
ほかにも,ECO配なんていう面白い運送屋さんとかもあるのですが,一般向けではないですかね。ま,都内23区ではないと出せないので,遠見書房はお預けなんですが。
とまあ,ノウハウってほどではないですが,開陳させていただいた次第です。
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