尾籠な話で申し訳ないっす。
洟ずるずるである。
花粉症、一週間くらい前に落ち着きを見せたかに思っていたのだが、ここ数日、風雲急を告げている。
スギ花粉じゃなくて、ヒノキのせいなのか、それともブタクサとかのせいなのか、もうよくわからないけれど、ああ、洟ずるずる。
街中にマスク姿の人が減ってきたのにもかかわらず、再びマスクを装着する私。まだマスクをしている人を見ると、「同志!」と歩み寄り、インターナショナルとか歌いたくなる私。歌えないけど。
マスクを装着して自転車乗ると、呼吸が苦しく、いいトレーニングになる。
保育園とかに子どもを連れて行くのであるが、そこに行くと、群がったりされるのだが、マスク姿だと子どもとか寄ってこない。
週末。高尾山の南側の尾根、通称「南高尾(そのまま)」に行ってきた。子どもを登山家にすべく……というのはウソで親のほうが行きたいからなのだが、ワハハと愉快な一日を過ごし、帰ってきたところ、洟ずるずる、である。それ以来、風雲急なのである。洟ずるずるなのである。高尾にヒノキが多く植えてあるんだろうか。ブタクサのせい? というか、私の体質のせいか。もうなんでもいいが、どうにかしてほしい。
そもそもこの洟ずるずるは、一段落したかに見えた花粉の飛散を、「ま、これで今年も終わりか」と思い、お医者にかかるのをやめ、花粉症の薬をもらうをやめた点にある。
基本的に出費を抑えた生活を心がけている。最初の本が売れているとは言え、入金は先だし、売れているとは言え、まだ1冊めだし、当然、何点かないと、やはり経営的には厳しい面がある。
なので、まあ、薬代をけちったわけなのだが、洟ずるずる。
で、洟ずるずるとしながら思ったのだが、これだけいわゆるワープアな人だとか、年金生活だとか、高齢者の医療費負担の増額だとか、ふつうの正社員だってなかなか厳しい人生になるであろう昨今、民間医療の知恵、というものが生かされてもいいんじゃないかと思う。
キューバ! いや、キューバすごいですよ。
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なんて本があって、ちょっとしたキューバ・ブームって感じです。
知り合いのドクターに聞くと、「キューバ、今度、視察に行こうって思ってんですよ」とか、「知り合いが行ってきた」とか、そんな様子。私の知ったかぶりまったく効かず。ま、私の聞いた範囲が偏っている可能性大ですけれど。
キューバと吉田太郎さんの本は一通り読みましたけれど、面白い。カストロすげえなあ、と思いますし、キューバすげえなあ、とも思う。そんなキューバに勝った松坂すげえ、ともわけのわからない文脈で思う。
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キューバは経済封鎖をされて、ソ連が崩壊して、医薬品がまったく入ってこなくなってしまった。それで「グリーンメディスン」の力を借りて(要するに、民間療法というか、薬草療法というか、漢方というか)、質の高い医療を作り出している。アフリカンもいて、スペイン系もいて、アジア系(中華系がいるらしい)もいて、さまざまな文化背景の民間医療を活用して、そして、それらのエビデンスをとって比較検討しているらしい。精神医学なんかだと、大コミュニティアプローチなんかをやったり、薬がないので精神療法をしたり。しっかりとしたデータが見てみたい感じです。
そこで右肩下がりの日本ですよ。たとえば、風邪には、
ショウガにコーラ
みかんの黒焼き
玉子酒
ユンケル飲んで早寝
なんていうじゃないですか。これは「正しいのか」。あるいは特効薬はないのか。
もちろん、劇的に効くわけではなかろうですので、予防医学的なものになるかとも思うのですが。
こういうものをまとめたら面白いのではないかと。
で、花粉症ですよ。
この洟ずるずるには何が効くのか?
ま、皆さんのお知恵、プリーズといったところです。
ちなみに、キューバですが、医療費無料、教育費無料だそうです。心臓の移植とかもやっているそうですが、当然、無料。医学部入ろうと、音大入ろうと、無料。
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