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2009年3月4日水曜日

『こころの臨床週報』ってどうですか?

 
昨日、雪の中、広告代理店の方から電話をいただく。別に、雪、関係ないけれど、なんとなく情緒を出したいのです

とにかく、広告代理店の人によると、大忙し!らしい。
何でかというと、広告媒体にこの不況のせいですかね、空きが発生していて、でも空けておくわけにはいかないので、広告代理店がフル活動をしているのだという。
昨日、電話がきたのも、当然、営業電話なのだが、大変だなあ、と思いつつ、聞く。あの雑誌の広告やら某紙のサンヤツ広告がこんな値段!という額になっているのに驚いてしまう。やっぱり大変だなあと思う。

新規会社はねらい目なんだろう。その営業のひとも、本屋で小社の本を見つけ、「聞いたことない出版社だな」と電話をしてきたらしい。確かに、新規会社は会社の名を売りたいので広告を出したがるところはある。もちろん値段にもよりますが。

一般紙に広告を出すか、あるいは専門雑誌に出すか、もしくはその他雑誌に出すか、ネット広告にするか、などなど、書籍の広告について選択肢はいろいろとある。告知をしないといくら本屋さんにあっても売れないような気がするし、そもそも本屋さんに置いてくれなかったりする。
それでも困るのは、これ、という媒体があまりないことだ。専門雑誌で優れたものはいくつもあるが、刊行のタイミングもあるし、読者もそれぞれでけっこう違うし、そもそも、いまの当社だと刊行物が1点だけという状況であり、B5判雑誌の1ページ広告なんてどうしよう、あの大きさを埋められるかしらんと恐れおののいてしまうのである。何点か出ればやりたいのだが、対費用効果とやらを考えると、何がベストなのだか、よくわからなくなってくる。本によっても違うだろうし、頭の痛いところであります。


で、ふと、思ったのだが、だれか、どなたか、業界紙でも作ってくれないか。

『こころの臨床 週報』

って、どうですか? 隔週でもいいです。月2回くらいでもいいかも。月1だと、ちょっと寂しい気がしますけれど。

どうですかね。

精神科や心療内科はもちろん、臨床心理やらPSWやら福祉関係やらまでも含めた、この「こころの臨床業界」には、けっこうな数の専門家がおります。学術団体はもちろんのこと、業界団体も多数あり、話題には事欠きませんし、「流れ」もいろいろとあります。厚生労働省も文部科学省も背景にあります。広告主としての、製薬業界もありますし、出版業界もある。もちろん、「求人」だってありますね。けっこう記事のネタは、イロイロとあるじゃないですか。

で、もう、PDFとかで送っちゃう形式にしたらいいんじゃないかと。もう紙なし。読者は無料。フリーペーパーですね。大きさも、A4で10ページとか、そんなもんで十分です。記事も「ほほう、こんなんあんだ」という程度でOKです。催し物案内とかね。新薬情報とかね。心理テスト改定のお知らせとかね。法律が変わるとかね。そういう記事がけっこう役立ちそうです。

PDFにしたらフルカラーだって500キロもないでしょ。たいていメールで送れます。製作コスト=人件費というローコストで出来ます。

どうですかね。だれかやってくれませんかね。読者1万人とかになったら、広告料だけで月150万くらいにはなりそうな計算(狸の皮算用)を立てたんですが……。スタッフは月2度でしたらメイン1人ともう1人手伝いが必要くらいでしょうか。まあ、記事ネタを集めるコネも必要ですね。

どうでしょう。だれか……。↓でも読んで(佐野眞一さんは面白いですよね)。
 
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佐野 眞一

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