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2010年10月4日月曜日

自閉症のいい本を読む。

宮城学院女子大学の白石雅一先生より,下記の本,ご恵送いただきました。

自閉症スペクトラム親子いっしょの子どもの療育相談室自閉症スペクトラム親子いっしょの子どもの療育相談室
白石 雅一

東京書籍 2010-09
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自閉症スペクトラム(若干,重め)の専門家向けの本です。障害児教育にたずさわる教師のかたがたがメインターゲットになるでしょうか。保護者の方が読んでもいいかもしれません。
内容は,というと,帯の文句が本書を一言で言い表しているので,引用します――

療育を成功させるためのノウハウを豊富な具体的事例で示す!


実に,事例も豊富で,かつ,ノウハウも豊富です。いろいろなオモチャを工夫して使ったり,100円ショップにある商品を利用してオモチャにしたりと,ほんと,多彩な内容です。
事例がまたイイ! ほんわかと暖かいのですね。白石先生の療育相談の雰囲気って,こういうんでしょうね。

白石雅一先生には,小社の『子どもの心と学校臨床』第2号でも,すばらしい論文を寄せていただいております。
こちらもぜひ。


発達障害関係の本は,ほんと販売点数が多くて,なかなか売るのだって,買うのだって大変ですが,版元の東京書籍は,昔からこの分野の本をコツコツと出し続けている老舗の1つ。いい本,多いですね。

まあ,こういう本出したいっすよね,編集者としては。
つか,もう10月かいな。。。と文脈無視して,つぶやいちゃいますが。
つか,最近,妙に一生懸命,専門書,読んでおります……
 

1 件のコメント:

健と康の父親 さんのコメント...

発行人様

平素よりお世話になっております。
東海地区のアスペの会の赤木です。
本日も楽しいメールを送ってくださってありがとうございます。
白石先生の本のご紹介ありがとうございます(私が言うのも見当違いですが)。
ご存知のとおり、白石先生の単行本は弊会の情報誌『アスペハート』がベースになっているんですよね。
こうした仕掛けは、弊会のCEOが描いているところでして、感覚統合の岩永先生も同様の手法で東京書籍さんから本を出されています。
そのうち、発行人様の処にもこうした企画が持ち込まれるかもしれませんね。
私の公務は中央法規の内勤編集者(著者とのやり取りは東京の企画部賀担当)、第2の肩書きがアスペハートの編集長です(といってもCEOのご指示のままに動いているのみですが)。
いつか、私が東上の折にご挨拶、はたまたご一献いただけると楽しいかなあ、なんて描いております。
今後ともどうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします。