発作に襲われた。
ワンタン発作である。
さほど重い症状はないものの,年に1度ほどくる発作には耐えられない。
月曜の午後より発作がきていたのだが,なんとか一日伸ばすことができたものの,やはり,抗しがたく,今日(もう昨夜か),スーパーに行って,ワンタンの皮を買ってきてしまった……だって,豚ひき肉が100 g 58円の,超特価なんだもの……
ワンタンの皮を買うのははじめてだった。いままで発作が起きたときには,1)自分で皮から作ってしまうか,2)ワンタンメンで誤魔化す,ことをしていたからなのだが,今日は当然,平日であり,ワンタンの皮など悠長に作っているヒマはない(といっても,30分くらいで出来ちゃウンだが,後片付けも大変だしな,と却下)
豚ひき肉 200 g 買って,ショウガを半かけくらいおろして,青菜(山東菜 1束)と,長ネギを5センチくらいみじん切りにして,肉と混ぜる。
適当に混ぜたところで,醤油を大さじ1,日本酒を大さじ1,コショウを一振り,して,また混ぜ混ぜ。これで,餡は完成。
これでワンタン 60個分。
あとは,小さじ1杯くらいで,ワンタンを包んでいくのみ。30分もかからず,できるはず(たぶん)。
グラグラ沸いた水に,2分ほど茹でれば完成である。さすがに60個だと,2回に分けてやりました。
スープはま,適当に作ったが,60個,さすがに食いでがありました。ちなみに,遠見書房主の家は,大人2人,幼児1人。これにゴハン食べたら,食後,動けなくなります。とかいいつつ,残り物のから揚げとか食ったけれど。手羽元2本も。
ともあれ,これで,もう1年くらいはワンタン発作におびえることもないであろう。えがった。
ワンタンは雲呑と書くが,確かに,食べ方もそんな感じで,つるっと呑んでしまう。中に肉とか入っているから,もう少し噛みたいところだが,なぜか,つるッ。あのピラピラがクセモノですな。
私が小学生の時分,千葉の某市の給食にワンタンが時折出ていて,それなりに人気メニューであったが,でも,それは肉を包んだワンタンではなく,そのピラピラだけの不思議なものであったなあ,などと思い出す。
それでも,時折,私を襲うワンタン発作は,あのピラピラ食いたい発作であるような気もし,だったら,きしめんとかでもいいんじゃないの,などと思ったりもする。
全然どうでもいい告白だが,遠見書房主の趣味のひとつは料理である。当然,マッチョな男として(ウソです),豪快!男の料理!といえるとカッコよさげなのだが,実際のところは,冷蔵庫の残り物とか野菜売り場の見切り品とかでかなり適当な料理を作るタイプ。レシピ,うろ覚えとかで作りますからね。というか,だいたいレシピとか見ないし。でも,仕事,早いっす。手際もわりにいいっす。ひとり社長となり,妙に仕事は遅くなった気はするんですが,料理は早くなりましたよ。はい。
そんな私を真似してか(ウソ),こんな雑誌,できたんですね。。。ま,自炊する人,増えているんでしょうね,不景気ですし。
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隔月刊のようです。
立ち読みした限りでは,なんていうんですかね,「オレンジページ」の男子版? うんな感じ。
ただ,なんつうんですかね,「オレンジページ」とか「Saita」とか,その手の「倹約系料理雑誌」に比べると,切実さが足りない気もするんですね。洒落こいているっていうか。「男の料理」にまだ片足を残しているというか。
よしなが先生を本当に見習ってほしいところですよ。
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