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2011年11月11日金曜日

【小倉清】かの児童精神科医の本が出ます【村田豊久】

とある若手 児童精神科医の先生に「なんで,児童精神科医になったのよ」というような話を聞いたら,「よくなるから」と端的に答えていたのが印象的でありました遠見書房主でございます。
確かに,こころの病は治りにくい。治らないこともある。なんとか生きていく,という方向以外の選択肢がない場合もあります。大人はなかなか変わりません。かくいう私も,18歳くらいからあんま成長していない気がします。
でも,子どもは,変わる。どんどん変わる。3歳くらいの子どもも,ちょっと前まで,昼寝をすれば寝小便を垂れていたのが,自らトイレに行き,小便をして,水洗流して,手まで洗ってくるようになる。不思議なものです。
こういう変化(あるいは成長,発達)は,子どもの場合は大人に比べて,当然,大きく,いい方向づけができれば,本当に変わっていく。それは,病をもった子であっても,障害がある子であっても。

そういう意味で,児童精神科は,いい仕事だな,と本当に思うわけです。保育・幼稚園の先生や学校の先生もいい仕事だなあ,と思いますが。。

ともあれ,遠見書房では,このような本を今度出します。


(クリニックおぐら)小倉 清+(村田子ども心理教育相談所)村田豊久 対談
聞き手:(大正大学教授)小林隆児





小倉先生と村田先生といえば,児童精神科医の大重鎮のお二人。お弟子さんにしろ,私淑する方にしろ,とても多いお二人でありますが,このお二人の座談会を,これまた高名な児童精神科医でもある小林隆児先生が聞き手となり,できた1冊。

深い話がてんこもり。

詳しくは,小社HPをごらんくださいませ。

http://tomishobo.com/catalog/ca29.html


小倉先生の関連書としては,

子どものこころ―その成り立ちをたどる子どものこころ―その成り立ちをたどる
小倉 清

慶應義塾大学出版会 1996-04
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子どもの臨床 小倉清著作集 (1)子どもの臨床 小倉清著作集 (1)
小倉 清

岩崎学術出版社 2006-08
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これは,4巻くらいいろいろと出ています。


村田先生は,

子どものこころの不思議―児童精神科の診療室から子どものこころの不思議―児童精神科の診療室から
村田 豊久

慶應義塾大学出版会 2009-07
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この本はとても評判になっています。


子ども臨床へのまなざし子ども臨床へのまなざし
村田 豊久

日本評論社 2009-05
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遠見書房でも,



ぜひともよろしくお願いします。

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