2009年11月17日火曜日
和田先生が亡くなったそうです。
土曜日に野坂先生よりメールをいただいて、和田憲明先生の訃報を知った。
和田先生のことは、2カ月ほど前、ブログに書いた。
http://tomishobo.blogspot.com/2009/08/blog-post_24.html
2カ月。壮絶に戦っておられたのだろう。
いま、とあるチームの、がん治療と緩和治療の本を作っている。この本に関する仕事をするたびに、和田先生のことを思い出し、そして、やはりがんで死んだ母親のことを思い出す。あるいは、ご本人を見たこともないが、よくお会いする先生の、早くに亡くなったという旦那様のことや、壮絶ながんのケースのことを。
和田先生は笑顔のうまい人であったなあ、とふと思う。
笑顔の作り方のうまい下手は、きっと、臨床の腕とかかわりがあるのだろう。自然に笑うテクがあるのだ。ワハハと笑う感じだった。
手元にある「がんに負けない心理学」の写真を見ると、透徹したような、悟ったような、穏やかな笑顔がある。「ワハハ」じゃない、なんか、そんな笑顔だ。
ご冥福をお祈りいたします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿