2012年2月21日火曜日
【最近の大学事情】ぼっち対策というのがあるらしい
悪名高き2ちゃんからの話なので,どれほどの偏りがあるのだかないのだかわからないのだが(そもそも事実かどうかもわからない),とある大学には,「ぼっち対策のためのイベント」が組まれようとしているという。
見たのは,2ちゃんのまとめスレ。
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-4771.html
「うちの大学がぼっち対策に乗りだしたwww」
という記事である。
さほどアヤシイまとめスレではないので,それなりに安心して見ていただければ幸いである。
おわかりと思うが,「ぼっち」というのは,一人ぼっちのぼっち。
大学内で友達もできず,知り合いもロクにおらず,「ぼっち」のままにすごす学生が少なくないらしい。
地元志向だとか(大学じゃなく,高校時代の友人とつるんだり),サークルへの参加率が低かったりなど,いろいろと理由はあるようだが,不登校→退学の理由にもなりやすく,大学当局としては由々しき問題であることは確かであろう。
これはやはり,学生相談マターなのかな,という気もする。実際,大学によっては「居場所づくり」みたいなことを一生懸命やられている学生相談部もあると聞く。グループエンカウンターっぽい活動をしてみたり,レクレーションやったりと,いろいろそうだ。
それなりに効果もありそうだが,抜本的ではないかもしれない。
また,いきなり1年生くらいからゼミに入れてしまうという話も聞く。このあたりの事情は大学によっても,学部によっても,いろいろなのでよくわからないが,サークルにも入っていないような学生の場合,ゼミに入って,半強制的に知り合いをつくることは有益かもしれない。
寮に入れてしまえばいい,という案もある。生活をともにすればイヤでも仲良くなるかもしれない。うちの同居人は,寮生を何年かしていたらしく,居心地よかったそうである。それこそ,人それぞれという感じもする。
トモダチつくるの,難しい。
互いに共通の目標があるとトモダチになりやすいが,文系の200人超の学科なんかだと,共通の目標なんかできそうもない。
トモダチつくるの,難しいと思うひとは,理系にいったほうがいいように思う。共通の目標ができやすい。
あるいは,資格をとるような専攻だとか。
なんのオチもない話だが,ぼっち対策のアイデアは,いろいろと集めたら面白そうだ。共有すべき課題だ。ひきこもり・ニート予防でもあると思うし。
ぼやぼやしていると,カルトの餌食になったりもするし,人生はほんと大変だ。
当社のカルト対策本,いまだに売れていますが,複雑な心境でもあります。
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営業報告:
山中康裕先生の『深奥なる心理臨床のために』が現在,品切れ中です。一部書店にはまだ在庫としてあるとは思いますが,小社の倉庫からはすっからかんになくなってしまいました。
3月末までには,増刷する予定です。しばし,お待ちください。
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