きょう,HPでは告知し,アマゾン等でも予約を開始しておりますが,子育て支援者の皆さんに向けた本,出します!
タイトルは,
『心理学で学ぶ! 子育て支援者のための子育て相談ガイドブック』
著者は,神村富美子さん。子育て支援・子育て相談を中心に活躍されている臨床心理士です。
詳しい内容は,小社HPをチェックしてくださいますとありがたいです。
子育て支援の本,いろいろと類書があります。ウワサだと,心理臨床学会の子育て支援委員会関係の本が出るとか出ないとか。
そんななか,本書の特徴は,ズバリ,「親との関係性」に焦点を当てたところでしょうか。
もちろん,子育て支援には,下の本のような,
保育の場における「気になる」子どもの理解と対応―特別支援教育への接続 おうふう 2010-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(この本,別の会社で2006年に出ているのですね。同じタイトルで……。現在は,おうふう(http://shop.ohfu.co.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=197045&to=pr)で出されているようです。な,なにがあったんでしょうか……)
「子ども」に焦点を当てたようなものも多いです。当たり前ですが。
が,子育て相談の相手は,子どもよりも,親であることが断然多い。
たぶん,ニーズは,「気になる子をチェックしたい」というようなニーズと,「親との話し合いをなんとかしたい」というようなニーズに,二分されているんじゃないかな,と思います。
ともあれ,子育て支援が広がっていて,保育園や幼稚園などでも「子育て相談しますッ」みたいなこと,よく書いてあったります。「うちの子,いつまでの指噛みがあって」というようなレベルの相談でしたら,子育て支援者の方々はやはり専門家,いろいろとアドバイスができるかもしれません。
が,過酷な現実的な問題(たとえば,貧困だとか虐待やネグレクトだとか)もあったり,なかなか一筋縄でいかぬところがあるようです。
というわけで,本書は,ここをウリにしたものです。
「子育て支援者」というと,何とも馴染みがない言い方ですが,要するに,保育園や幼稚園,小・中学校の教員,学童などなどです。もちろん,スクールカウンセラーなども(ある意味では)含まれることでしょう。
それから,本書には,ほんとうにたくさんの相談ケースが載っており,それもウリです。「お,これ,うちと同じだ!」というようなこともあるかもしれません。
ぜひ,子育て支援者のみなさん,子育て支援のアドバイザーなどをされている方などなど,本書をお読みいただけるとありがたいです。
また,保育士や幼児教育の大学・各種専門学校などでの「カウンセリング」や「心理学」のテキストとしても,ぴったりだと思います。
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