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2009年5月15日金曜日

ロテ職人さんの怖い話。

 
ロテ職人さんのブログが面白いのでマメに見てしまう。いろいろな情報を取り上げていて、とてもタメになる。ときどき、小社の本も取り上げていただけ、これもありがたい限り。本当に感謝しております。こんど、テラ飯でもぜひ。

で、今日の記事をみていて(『死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?』が面白い)、

へえ、と思った。

「新耳袋」好きなんすね。

「新耳袋」というのは、怪談本であります。
毎年、毎年……10年にわたって出ていたもので、全10巻めが出て、とうとう完結。夏の風物詩だったんですがね、とても残念ですよ。とりあえず、全部読みました。はい。しかも、繰り返して読んでいます。

と思っていたら、新シリーズが出ているんですね。。。

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文庫になるのを待って買おう。


まあ、怪談モノは、『幽』という専門誌もあるくらいですし、

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「書き方マニュアル」的な本もあるくらいで、

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もはや、一大マーケットとなっております。夜中とか、一人で読んでいると、ちょっと怖かったりするんですけれどね。「そんなアホなあ」なんて思うんですが。

で、最近のマイ・ブームは、1つに、

分野別の怪談アンソロジーをぷりぷりと読むことであったり、

当然、山関係。

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魚釣り関係もあったり。

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刑務所の怪談なんて組まれ方もあったり。

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で、最近、いろいろと怪談を読んでいると、「元はあの話じゃね」というようなものによくぶち当たるようになった。これは、2chの怖い話のまとめスレで読んだな、とか。
場末(?)の、というか、コンビニで売っているような、安い造りの、怪談本なんかを古本屋で50円(2冊で)くらいで買うと、「これも、あれも、知っている」という感じになる。
しかも、微妙にデフォルト話から改竄がしてあったりして、オチが変わっていたり、使われる道具が違ったり、場所が違ったり。昔の怪談本とかから、時代背景だけ変えてしまうものも多い。それ、「遠野物語」じゃん、みたいな。
手っ取り早く作りすぎw と思うものの噂の伝播を見ているようで、それはそれで面白い。

怪談は料理のレシピと一緒ですね。


そういえば、こないだ、実家の近所が怪談(双子の高校球児が車に引かれて、いまだに恨んで国道を走り回っているみたいな)になっておりました。地名までバッチリ書かれていてw
でも、

そんな事故、なかったから。


で、「心理士の怖い話」なんて、どうですかね。

一つ、考えました。

不登校の子どもを温かく見守ろうと特に介入もせずいたら、お母さんとの面接だけで気づいたら、10年たってました。

なんていうのはどうですかね。怖くないですかね。


などというオチをつけてみますた。

というわけで、ロテさんにインスパイアされた次第です。
 

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