2010年6月1日火曜日
【心理学徒】これが本来の必携の書か【の皆々様】
必読,必携,座右の書……書籍のコピー(裏表紙や袖のところについていたりします)には,わりに仰々しいというか,禍々しいこれらのコトバが,それこそ,必掲なのでありますが,当然,遠見書房主である私めも,この手のコトバは大好きで。
「座右の書である」
なんて,もう,何度書いたか。
もうね,きっとね,40冊には書きましたよ,「座右の書」。座右に本だらけだつうの。マウス置くところ,なくなるつうの。と大量にツッコミを受けそうですが,でもそう思うんだもの,仕方がない。必読も軽く40冊にはつけたはず。必携はね,15冊くらいですかね。なんか,弱い気がしましてね,仰々しい度が低いというか。とかいって,「必携 臨床心理アセスメント」なんてタイトル,つけましたが。
でも,心理学徒,必携!というべき本,これだ!とわかりましたよ。
これ↓
「心理図書総目録 2010」
です。
2010というからには,2009もあり,きっと2011もあるのですが,これは人文図書目録刊行会(出版取次のトーハンのなかにある)が毎年5月に刊行している,心理学関係の図書のカタログ,であります。
出版社 125社
掲載点数 3450点
が並んでおります。けっこう,すごいですよ。
これは,必読の書!とは,さすがにいえませんが,心理学徒の方々でしたら,必携の書,というべきでありましょう。
なかは「発達心理」だとか,「教育心理」「臨床心理」などとカテゴリーに分かれ,「精神医学」というカテゴリーもありますから,心理学だけではなく,精神医学関係の皆々様もぜひお手にとっていただきたい。
価格はなんと,
300円!
パラパラとめくっていると,「お,面白そう,これ」というのがあったりします。
時折,「こ,これは心理学じゃないんじゃね」という本も入っていたりしますが,ま,それはご愛嬌。
それぞれの本の刊行年がよくわからないのが残念ですが,一応,新刊には「*」がついています。
アマゾンなどでは取扱いがないのですね。残念というか,当然というか。ほかのネット書店さんだと買えるところもあるようです。
この目録の入手方法ですが,書店さんで注文するのが一番でしょう。ネット上の情報によると,大きい本屋さんですと,ときおり,無料配布していることもあったりなかったりするようですが。300円(税込)ですから,買ってあげてください。
なお,送料は別途390円かかるんだそうで……。
このカタログのカテゴライズをしているのは,どうも,その本の版元さんのようです。というか,遠見書房では,私が勝手に(というほど勝手じゃないと思いますけれど)カテゴリー分けをいたしました。
ともあれ,各版元が情報を提供していますので,この目録は,最新&最強のカタログであることは確か。
2010年版は,5月に刊行されたばかり。
ぜひぜひ,ご購入ください。
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